芝大門塾2022
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特集 : 答えのない時代の人材開発を考える中長期経営戦略現在人材ポートフォリオ構築ビジネス創出製造業のDX人材リスキル・学びなおし将来的なビジネスゴールバックキャストAI人材コミュニケーション6特集 :①動的な人材ポートフォリオ中長期の将来的なビジネスゴールからバックキャストして人材ポートフォリオを構築し、経営戦略と連動したDX人材の育成や確保に取り組むことが経営陣に求められ、それが企業の競争力にも直結します。現業の専門知識のみでなく、多くの社員がデジタルリテラシーを向上させ顧客志向でビジネスを考える力を身につけることが、持続可能な価値の創出につながります。②知・経験のダイバーシティ&インクルージョンかつての日本企業が強みとした組織の協働は、イノベーションが生まれにくい面もありました。イノベーションの創出には、他業界での経験や専門性、価値観、感性を持つ多様なチームの協働が必要です。芝大門塾では、多様な考えを受け入れ共創する文化を広げるために、思考力を強化する体験型の研修やワークショップを拡充しています。③リスキル・学びなおし(デジタル・創造性など)リモートワークの普及や業務のデジタル化が進み、将来の働き方に変化が見込まれるなか、すべての社員がITリテラシーを高めてITツールを活用することは必要不可欠です。さらに、専門性の高いDX人材の育成には、率先して「リスキル」の実践が求められます。また、ITやAIでは代替されない人間らしさや、付加価値の創出につながる創造性やデザインなどのスキルもより一層重要になります。人材戦略に沿った「リスキル」の推進には、人材アセスメントやICTスキルアセスメントを用いて現状(As-Is)を可視化し、経年経過を計り目標(To-Be)に対する学習効果を見える化するのが有効です。効果測定により、研修担当者には育成内容の見直しの参考に、社員にとっては学ぶモチベーションの維持につながります。芝大門塾では、アセスメントや課題に沿ったリスキル・学びなおしの研修プログラムを提供し、総合的に人材育成をサポートします。DXを推進する人材戦略に重要な「リスキル」情報セキュリティ「リスキル」とは、経済産業省の資料(リクルートワークス研究所)では、「新しい職業に就くために、あるいは、いまの職業で求められるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」と定義されています。近年では、デジタル化の進展にともない生じる新たな職種・職業や、デジタル化による大幅な業務変更に順応するためにスキルを習得することとして使われています。④従業員エンゲージメント企業理念や存在意義(パーパス)、経営戦略やビジネスモデルなど、経営陣が情報をオープンにすることが社員の主体性を育てます。また、人生100年時代を見据え、企業としても個人の自律的なキャリア形成を支援することが求められています。芝大門塾では、企業理念や経営戦略を自分事として考えるワークショップやキャリアデザイン研修のほか、各種アセスメントの実施およびアセスメント分析後のキャリアオーナーシップを育むワークショップなど、各種プログラムをご用意しています。⑤時間や場所にとらわれない働き方リモートワークが日常化し、離れた場所で働く多様なメンバーを束ねるマネジャー・リーダーのマネジメントスキルやリーダーシップがより重要になります。さらに、リモートワークで業務が完結できるよう業務プロセスの見直しも求められます。芝大門塾では、新入社員から管理職まで階層別に、DX時代に学んでおきたいコミュニケーション手法などの知識・スキル研修、RPA導入を推進する研修などを揃えています。体験型の集合研修やオンライン研修、時間や場所にとらわれないオンデマンドで学ぶ学習コンテンツなど、教育目的に合わせてご提供します。答えのない時代の人材開発を考える~持続的な企業価値の向上と人的資本~芝大門塾が考える、5つの共通要素変化の激しい時代に企業が事業を継続するには、従来のビジネモデルにとらわれずに新たなビジネスのあり方や新しい価値を創出することが喫緊の課題です。伊藤レポートに掲げられた「5つの共通要素」は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しスピード感をもって変革に取り組む多くの企業に共通する要素であると考えます。私たち芝大門塾は、 「5つの共通要素」の視点から、DXを推進し変革と新たなビジネスモデルを創出する人材の育成を支援します。■ 5つの共通要素(Common Factors)

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