芝大門塾2022
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人材育成フレームワークの活用事例処方の設計処方の実施ビジネス分析結果の評価人材育成フレームワーク処方の実施パフォーマンス分析原因・分析処方の設計Sprint1Sprint2Sprint3Sprint4成果発表会・ 各スプリントでスクラムについて段階的にポイントを学習し、スプリントレトロスペクティブで振り返ること(KPT法)で反省点を生かして改善策に挑戦することによって、スクラムによる開発の進め方を効率的に習得することができた。・ 本年度は全体をオンライン研修での実施となったが、前提となる研修からオンラインツールによるコミュニケーションを活発に利用することで集合研修と同様に活発なコミュニケーションをとることができた。オンライン研修でも充分な教育効果が得られたと思う。・ デイリースクラムと夕礼時に各メンバーがチェックイン・チェックアウトを行うことでプライベートを含む現在の自分の気持ちや調子を発言した。これによりメンバーのお互いの様子を知ることができ、コミュニケーションの活性化につながったと考えられる。レトロスペクティブスプリントプランニングスプリントスプリントレビュー教育担当者の声デイリースクラム進捗確認開発作業スクラムマスター開発者実施内容Sprint0研修の目的 ・アジャイル開発(スクラム)による開発の流れを習得する。 ・オンライン環境での活発なコミュニケーションの取り方を習得する。研修のポイント●サーバー環境としてAWSのEC2サービスを利用してWebサーバーとDBサーバーを構築する。●スクラム開発の習得目標を段階的に設定し、スプリントレトロスペクティブで振り返りを行うことによってカイゼンを行いつつ、アジャイルのマインドやスクラムの流れを習得する。  ① スクラムのスプリントの流れを習得する。 ② オンライン環境でスクラムのスプリントの流れを実践する。 ③ レビューからDoneまでの流れをより強化して開発を実践する。 ④ ユーザーストーリー(要件分析)やテスト作業をより強化して品質を意識した開発を実践する。●オンライン研修時に集合研修と変わらぬコミュニケーションの活性化を実現する。 ・ 集合研修でオンライン研修を想定した環境。  ・ ツールを使用し、スクラムのスプリントの流れを習得する。 ・ サブ講師がスクラムマスターとして開発チームをサポートし、  新入社員達にコミュニケーションのノウハウをアドバイスすることによって発言の活性化を図る。  ・ 集合研修で学んだコミュニケーション手法を用いて積極的に発言をする。  ・ 発言に対して必ずリアクションをすることで、共感を促す。 スプリントの流れ29メイン講師サブ講師新入社員スクラムチームプロダクトオーナー人材育成フレームワークの活用事例人材育成事例紹介 case4.アジャイル開発演習(スクラム)ITサービスインテグレータ様 新入社員  2020年度、2021年度で実施お困りごと・ 開発モデルとしてアジャイル開発手法を取り入れたいが社内での事例が少ない・ コロナ禍のためオンライン研修で実施したい・ 新入社員に、最新の開発手法を体験させたい

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