芝大門塾のご案内2021
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VUCA(*1)な、ニューノーマル時代、組織とリーダーはどう変わっていくでしょうか。明確な成功モデルがなく、これまでの上位下達のピラミッド型組織は機能しなくなっています。これまでの管理中心のマネジメントに代わり、多様な自律した人材を活かすリーダーシップが求められるようになっています。「従業員エンゲージメント」を高め、組織を成功に導くために最適なリーダーシップの形が「サーバントリーダーシップ」と言われています。R.K.グリーンリーフ著「サーバントリーダーシップ」によると、サーバントリーダーは、「奉仕したい」という感情のもと、「メンバーにとっての優先順位の高いものがその人に与えられているかを気遣う」、そして「先頭に立って、アイデアや構想を示し、成功するチャンスだけでなく、失敗のリスクも引き受ける」リーダーということです。さらに、 サーバーントリーダーの特質として、以下の項目をあげています。 サーバントリーダーシップ力を高めるためには、 「ロジカルシンキング」 「コミュニケーション」「ネゴシエーション」「傾聴力」 「委任」 「概念化思考」「大局観」「将来予測(先見性)」「具現化」「顧客志向」「価値創造」「人材育成」 「コーチング」などの要素について、自身の到達レベルを把握し、自己研鑽していくことがポイントになります。サーバントリーダーシップ力は適切な処方により、伸ばしていくことができるのです。*1VUCA:Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉で、現代の経営環境や個人のキャリアを取り巻く状況を表現するキーワード多様な自律したメンバーの力を引き出し、組織の生産性を高めるためには、「従業員エンゲージメント」が重要になります。組織が社会に与えている価値を知ることにより、従業員は組織の進む方向に信頼を寄せ、自分の仕事に誇りを持つことができます。組織に貢献することが、自身が社会に貢献することにつながり、さらに自身の成長にもつながると確信します。その結果、メンバーは最大限のパフォーマンスを発揮することができるのです。コラム「ニューノーマル(新常態) 」時代のリーダーシップとは・・・?サーバントリーダーシップ多様な自律したメンバーの従業員エンゲージメントが、組織の生産性を高めるサーバントリーダーシップ力を伸ばすために●傾聴(耳をすまし、理解する)●一歩下がり、俯瞰する ●受容と共感●洞察し、予見する●説得し、納得させる ●概念化し、個人やチームとしてなすべきビジョンを明確に伝える●愛情と癒し、思いやりの気持ちで満ちていて、  メンバーが大きく成長できるコミュニティをつくる●社員全員の成長を強く促す16

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